2007年12月21日金曜日

渋谷ブックストア事情


僕は一日一回は本屋を覗かないと、なんとなく気が済まない...ということは以前にblogで書かせて頂きました。
とくに渋谷などの街に出掛けたときなどは、3ヶ所ぐらいは本屋を巡ることになります。いや、最近は“ 本屋 ”というよりも、“ブックストア”と言ったほうがしっくりくるような気がしますね...。この超消費型経済社会とインターネットによるネットワークビジネスの発展によってか、町の本屋さんは、よほどの個性を持って商売に挑まない限り、衰退の一歩をたどるばかりのようです。これは本屋さんに限ったことではないようですが...。つい先々月も、我が町池上駅前の本屋さんもなくなってしまいました。(ちなみにここで本を買った事はありません)
しかしながら渋谷のような大きな街にあるブックストアも、なぜだかここのところ、次々と閉店の波が押し寄せたようです。まずは渋谷HMVの6階にあった青山ブックセンターが、9月17日に閉店。アート系の本や、写真集が充実していただけに残念。わずか一年足らずしか営業していません。そして渋谷随一の規模をほこったブックファーストの撤退は、僕にとって(いや本好きの人達にとっても)大きな衝撃でした。ブックファーストは現在、もと旭屋書店のあった場所に移転再オープンしましたが、規模は1/5ぐらいに縮小です。皮肉な事に、この旭屋書店はかつて、ブックファーストの渋谷進出のあおりを食って閉店に追い込まれたのですが...。
いつもならこの2店に加え、渋谷パルコ地下にあるLIBRO、それから気が向いたらタワレコ7Fにあるタワーレコードブックス。それだけ廻っても、まだ目的の本が無い場合に備えて、東急プラザ5Fにある紀伊國屋書店。その裏手にある古本屋フライングブックスや渋谷の南口にある山下書店も、なかなか個性的なお店で面白いです。


渋谷にはかつて老舗・大盛堂書店が西武百貨店の前にありましたが、こちらは数年前に閉店し、センター街入り口横に移転してしまいました。いかにも本屋然としていて、大好きだったのですが、今や売れ筋コミック中心の小さなお店になってしまいました...。(ここのお店の地下にあったアルバンという軍事専門ショップも面白かった。あとブルース・リーの専門ショップもたしかあったような気がする)
やはり本自体が、本屋...いやブックストアで売れなくなってきているのでしょうか。今やAmazonなどで、本のレビューを読みながら、気軽にクリックで本が買える時代です。そして読んでしまった本は、BOOK OFFへ売ってしまえばよい...。でも...、でもです。真に本を愛する者は、決してその内容だけではなく、本自体その物の存在を愛しているはず。手で触った紙の感触。インクの臭い。レイアウトデザインをも含め、自分にとって良い本に出会った時の感動は、言葉には言い表せないものがあるのです。そんな感動を求め、足げに今日も本屋を巡るのです。それだけに、渋谷から本屋が無くなっていくのは、悲しい事なのです。もうこれ以上ブティックや電器屋はいらないのになぁ。

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