2008年8月2日土曜日

スタジオジブリ・レイアウト展


先日の“崖の上のポニョ”の勢いにのって、今度は東京都現代美術館にて行われている“スタジオジブリ・レイアウト展”を見に行ってまいりましたので、レポートします。



下町情緒がわずかに残る東京木場の北に、東京都現代美術館はあります。昨年の夏の「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」に続き、ジブリ・シリーズ第ニ弾、“スタジオジブリ・レイアウト展”という、何ともマニアックで粋な展示会です。現代美術館でアニメーション作品をとりあげるというのも、いささか無理を感じますが、どうやらここの館長が元・日テレの方らしいので、強力なコネクションがあるようです。なんにしろ、このようなマニアックな展示は大歓迎です。


アニメーションのレイアウトとは何ぞや?...と申しますと、絵コンテから実際に絵を起こしていくにあたり、原画マンと背景マンに、アングルや画面の動き等を細かく伝える設計書のようなものと言ったらわかりやすいでしょうか。このレイアウト指示が、細かい演出指示の元、アニメーションの1カット、1カットを再現していく大きな要となっています。


本来であれば、このレイアウト指示書は、僕らの眼に触れる事は無いのですが、ここでは一連の宮崎駿、高畑勲の作品のレイアウト指示書が、何と1,300枚程も見る事が出来るのです。見応えたっぷりですよ。


映画で見たあのシーンが、こんなにも細かい指示により出来ていたのか...と、見ているとため息モノです。しかし、これはアニメーション制作に興味がある人には、生唾物ですが、そうでない人にはどう見えるんでしょうか。夏休みだからか、子供もたくさん見に来ていましたけど、ここにはアニメのセル画があるわけではないので、絵としての完成品は無いのです。しかしながら、みんな食い入るように1枚、1枚、レイアウト画を眺めておりました。


アルプスの少女ハイジ、母を訪ねて三千里、未来少年コナンなど、初期の名作のレイアウトも展示されており、あらためて、高畑勲、宮崎駿を代表とするアニメーション職人達の偉業に、圧倒されました。いや、本当に素晴らしいです。


展示の最後には、記念撮影コーナーがあります。せっかくカメラを持ってきたので、ここで一緒に来た奥さんをパチリ、パチリと記念撮影しました。多少照れつつも、結構のっているうちの奥様。



シータの気持ちなって立ってくれと演出。パチリ。



メタボなトトロの腹の上。望遠効果で圧縮されているように見えます。パチリ。



宮崎駿問題作、崖の上のポニョは緑のバケツを持って、パチリ。



この写真に至っては、いったん撮った物にNGが出され、何度も撮り直しました。パチリ、パチリ。


真っ黒クロスケを描こう!...という、ちょっとよくわからないコーナーもありました。白くて丸いステッカーに絵を描いて、大きな壁面に貼っていくというもの。せっかくなので、二人で描いて、壁に貼ってきました。





お土産コーナーもジブリグッズで充実でした。僕は図録を買いました。



交通の便がいささか悪くてちょっと行きにくかったり、チケットは完全前売り予約制だったりと、気軽に観に行ける感じではないのですが、ここにはそれをもはるかに上回る感動があります。ジブリ作品が好きな方、アニメーション制作に興味がある方は必見です。展示は9月28日まで。観に行く人は、今すぐローソンへ急ぐべし。

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